ミャンマー ローカル留学入学日記

ミャンマー、ヤンゴン外国語大学ビルマ語学科現役学生が現地の留学、入学情報を始め、アジア最後の秘境での生活風景をお届けします! 

ミャンマー留学! ②ヤンゴン外国語大学の授業コースとその詳細 4年制編

 

 

ミンガラーバー! 

日本生まれ日本育ち、剣道大好き純日本人のキムです! 

日本の高校卒業後、ミャンマーの最大都市であるヤンゴンヤンゴン外国語大学(YUFL)に進学した大学3年生です。

 

ヤンゴン外国語大学編、今回はその

授業コースとその詳細、4年制編 について書いていきたいと思います!

 

 

 

 

 

ヤンゴン外国語大学の授業コースとその詳細

 

授業コースの種類

以前の記事でもご紹介した通り、ビルマ語学科には以下のコースがあります。

 ー 4年制 学士課程 / BA / Digree course 

 ー 2年制 ディプロマコース / Diploma course 

 ー 1年制 上級、中級、初級コースの3つに分かれる / 

 ー 夜間コース、休学期間中の外国人コース

   ー 協定を組んでいる大学や、企業向けへの特別講義コース

 

そして来年から開講される 修士課程 / MA / Master's degree course 

 

それぞれのコースの詳細を紹介していきます。

 

ヤンゴン外国語大学 4年制 学士課程 / BA / Digree course 

まずはじめに、僕の進学している4年制 学士課程のコースから。

 

授業時間

月曜~金曜 週5日

午前9時~ 午後2時35分まで(水曜は3時35分)授業があります。

 

日本の感覚でいうと、大学ではなく高校のようなスケジュールですね

決められた科目を決められた時間で受ける仕組みになっています。

 

授業内容 

 

ビルマ語の基礎 である カージイ、カーグエから始まり、会話はもちろん、

ビジネスビルマ語、ビルマ語タイピングの方法、ミャンマーの文化などを

一通り学ぶことができます! 

 

さらに、2回生に上がると今度は パーリ語(仏教語)の授業や

ギリシャ方式の論理学をビルマ語で習ったり、 ミャンマーの歴史を習ったりする貴重な経験が待っています。

この時期はけっこう覚えたりする量が一気に増え、

学習内容のレベルも一気に上がっていた気がします・・・

 

3年目では、ビルマ語の小説や、映画、新聞記事などを理解し、

テーマにそった新聞記事制作など、

文章作成能力の強化に集中した授業が多いです。

 

最終学年 4回生は・・・ 僕も来年経験することになる

ビルマ語での卒業論文作成が待っています。泣

 

実際、4年間コースってどうなの?

 はっきりというと、大学というよりかは、語学学校色が強いです。

授業の時間は固定ですし、日本の大学のように、サークル活動が充実しているわけでもありません。

そういう点では、日本や他先進国の大学生活を夢見て来ると

がっかりする人が多いように感じています。

 

ミャンマーに4年間大学進学してくる人たちは、サバイバル精神あふれるタイプばっかりです。 

 

すでに何か強い目標があり、それに猪突猛進している人

軍隊から派遣されてきている軍人さん

なぜミャンマーにいるのか、イマイチ正体がわからない人 などなど

本当にいろいろなタイプの人がいます。

 

まあそれが楽しいっていう僕もよく変って言われるんですけどね。笑

 

悪口ばかりになってしまいましたので、ここで4年制のいい部分を紹介していきます。

 

しっかりとビルマ語の学習ができる。

やはり4年制はこれに限ると思います。まだ日本人向けの教科書など充実していない、ビルマ語の学習を現地で基礎から論文作成まで取り組むことができます。

 

教え方など、いろいろとツッコミどころがありますが、

辞書や、様々な著書を借りることができたり、いつでも質問すれば、すぐに答えが得られる環境というのは貴重です。

質問したもの勝ちです。どんどん調べてどんどん質問しましょう。

 

 

また4年間様々な国籍の人と、時間を共にするというも中々できない経験だと思います。

どうしても英語は喋らなければいけない(授業はすべてビルマ語です、やはりビルマ語がまだあまり習得できていない時期は英語での会話になりがちです)ので

英語もなんだかんだで日常会話レベルくらいまでは習得できてしまいます

 

毎年入れ替わる1年制の人たちとの交流も楽しいものです。

1年制には、大企業からの語学研修性、大使館員、多様な大学からの留学生など、 ほんとうに多種多様な人たちがいます。

変に構えずに、コミュケーションをとっていく。 

 

そういうことを恐れずに出来る人にとっては

とても充実したミャンマー進学になると思います。

 

僕自身もまだまだ浅い部分はありますが、実際に成長を実感できている部分です。

 

 

 

これからミャンマー進学をお考えの方のお手伝いができれば、と思います!

ぜひお気軽にコメント、お問い合わせの方宜しくおねがいします!

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